あの日から六年経ちます。仏教では七回忌と云うことになります。
行方不明の方は2,550余名を数えるとのことです。
外から見れば、復興もだいぶ進んでいると云うことなのでしょうが、当事者にはそう思えないとの思いが強いようです。「インフラは復旧したけれど、復興はまだまだ」と言っていた被災者もいます。また、福島県では原発事故で避難指示が出て、それが解除されこれから故郷に帰れるという人が、「ようやく復興に取りかかれる」とも言っています。
でも、風評被害は解消されそうにありません。あの日から時間が進んでいないのでしょう。
TVでは、漁港の復旧は二割強と言っています。復興ではなく、復旧です。
でも、当事者以外からはもう復興してるのではなどと思われているのでしょう。
先日、仙台市荒浜と名取市閖上に行ってみました。荒浜にはバスの来なくなったバス停があり、慰霊碑と観音像があります。閖上では、嵩上げ工事が続いています。それを見ていると、まだまだ復興半ばだなぁとの思いが湧いてきました。
何だかとりとめのないことになってしまいました。お許しください。
昨年の4月14日と16日には熊本大分地震がありました。日本列島に住む限りは地震からは逃れられないようです。
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