2015年3月11日水曜日

地震から四年


 今日の仙台は時折雪がちらつき、気温もあまり上がらずの一日です。四年前を思わせるような日です(去年も一昨年も雪が降りました)。あの地震から四年になります。沿岸部の復興はまだまだのようです。石巻線は3月21日に復旧するようです。また、仙石線は5月30日に全線復旧との事です。この二つの路線では線路の付け替え、路盤のかさ上げ工事がありました。常磐線の浜吉田と相馬のあいだはあと二年かかるとのことです。でも、常磐線が全面開通するのはいつになるのでしょうか。ニュースでは三年後をめどにと言っていますが、できるのでしょうか。
 
 四年が過ぎても、仮設住宅で暮らしている人は八万人以上います。みなし仮設を含めると、今なお22万人以上の人たちが避難生活を送っています。阪神淡路大震災では、四年経った時点では、避難生活者はいなくなったとの事でした。
 津波被害の有無が大きいように思えます。また、それに伴う被災地の広さもあるのでしょう。

 福島県浜通りの原子力発電所の事は、いろいろとニュースになっています。このことについてはここでは触れません。長くなりそうなので。

 ほとんど被害といえるほどの被害はなかったわたしですが、こうしてみると、日常というのがいかに大切かという事を思わずにはいられません。あたりまえがあたりまえでなくなる、そんな事は、もう経験したいとは思いません。